【STAFF BLOG】物語について

忘れることのできない少女漫画

ドラマや演劇、音楽、絵画
戯曲、シナリオ、小説、古典などの
「表現された作品」「創作物」に
自分の人生観や価値観が
大きく変わるような感動!
衝撃を受けたことがあります。

すてきな作品に出逢えることは
数すくないことですが
感銘を受け、心に残る作品は
自分の生き方をサポートしてくれる
と思うほどに、いつまでも
忘れることはありません。

その昔
講談社の雑誌
「なかよし」に連載された
『キャンディ♡キャンディ』という
伝説の少女漫画がありました。

まだ、子どもの頃ではありましたが
わたしはこの物語に
強い衝撃を受けました。

それまで目にする、
テレビや映画や本は
どれもがみんな
正義は勝ち、悪が滅びる
そして最後は、みんな大団円
ハッピーエンド!
めでたし、めでたしの
勧善懲悪
愉快、爽快、痛快な
お話ばかりでした。

しかし!
このキャンディーキャンディーは
なんとまあ、
主人公や、まわりの登場人物たちに
これでもかという程の
恐るべき艱難辛苦がふりかかります。

愛するものとの別れ、生死、病、
境遇の激変、不幸な生い立ち、誤解、
偏見、差別、民族や生活環境の格差
など、あらゆる苦難、問題要素が
次から、次へとでてくるのです
子どもが読む雑誌に連載されている
少女漫画なのに、とても激しいのです!

どうして、そんなことがおこるのか
ほんとうに心の底から、
すべてが理解を超えた衝撃でした。

そして
人生には、必ず
「なにかがおこる」
ことを学びました。

毎日を生きて、生活をしてゆくなかで
その、おこる「なにか」は
なにがおこるのかは、
わかりません。

わかりませんが
たとえ、どんなことがおきても
確信や勇気をもって
力強く前に進もうと歩いてゆく
主人公や、まわりの登場人物たちの
姿に、強く心を打たれました。

思えば、
この「キャンディーキャンディー」
に限らず、これまで様々な「創作物」
「ドラマ」「物語」にふれることに
よって、人生の大きさや、豊かさを
より深く理解することができました。

自分の価値観や、人生観が変わる
「作品」「物語」に出逢えたことに、
なによりの喜びを感じます。

ドラマや演劇、戯曲や物語は
わたしには、絶対に必要なものです。

滋賀シアターアーツトレーニングセンター
スタッフ 松本