【STAFF BLOG】伝統の継承

突然ですが…
NHK BSプレミアムで放送されているドラマ
「カンパニー 逆転のスワン」をご存じですか?

突然左遷されたアラフォーサラリーマンが、
資金援助先のバレエ団の再生を命じられ、
『白鳥の湖』の大規模公演を大入りにするという
荒唐無稽なミッションに立ち向かう、というストーリーなのですが、
バレエ団主宰を演じる黒木瞳さんのセリフがとても印象的だったので
ご紹介したいと思います。

————————————

私たちの凝り固まった頭ではもうダメなのよ。
クラシックバレエという芸術を尊重するあまり
私たちは変化を恐れている。
このままではこのカンパニーは時代の波に飲み込まれてしまう。
伝統を継承するだけではなくて、いま私たちに必要なのは新しい風
それが彼かもしれない。
私はうちの公演をたくさんの人に見てもらいたい。
バレエファンだけじゃなくてバレエを見たこともないような人たちにも
劇場に足を運んで欲しい。
その新たな挑戦のために私は那由多を抜擢したの

————————————

伝統的な公演にバレエ経験のないアイドルダンサーが代役に抜擢され、
団員と対立している中でのシーンです。

芸術に限らず、伝統あるものが発展していく中で、
いまある形を確実に受け継いでいくことと
新しいものを取り入れ時代に合わせて発展させることは
必ず衝突することだと思いますが、
どちらが大切なのだろうかとずっと疑問に思っていました。
(大学の卒論で似たようなことをテーマにしていたのですが答えが出なかったので…汗)
これまでの伝統も大切にする中で、
新しく発展したものがあっても良い。
ずっとずっと昔からこの衝突を繰り返して来たからこそ いまの芸術があり、
これからも衝突しながら発展していくもの。
どちらが良い悪いではなくて、これまでの伝統を尊重しながらも
時代に合わせて発展させていくことも必要。
と、このドラマのセリフを聞いて、
腑に落ちた感覚があり、どちらも大切なのだと思いました。

うまく文章にできないのですが…
卒論を書いていたときにこのドラマに出会いたかったです…!笑

まもなく最終回なのですが、
バレエであったり、公演制作の観点からも
みなさまに興味を持ってもらえる要素があると思うので、
ぜひ見てみてください!


滋賀シアターアーツトレーニングセンターは、
国内で唯一の、ダンス・演劇専用の合宿施設です。

大型リハーサルスタジオには
大型空調・鏡・音響・バレエバーを完備しており、
自然の真ん中でのクリエーションは、洗練された作品作りに
ぴったりの環境を整えています!

素敵な作品づくりの場として
皆さまの活動に関われることを楽しみにしています。
ご予約はこちらから


以上です。
お読みいただきありがとうございました!


滋賀シアターアーツトレーニングセンター
スタッフ 大野